熱めのシャワーは激しい責めでクタクタになった体を癒してくれます。裂けそうになるくらい吊り上げられたアヌスも、指で愛撫しながら何度もシャワーを掛けているうちに落ち着いて元の姿に戻ってきました。体を拭いてお化粧を直した私は、一旦は普通に浴衣に袖を通したのですが、ふと思い直して先ほどのように前後ろに着ることにしました。首を捻って鏡に写した後姿を見ながら、身頃の合わせ具合を調整しますが、もう今はお部屋 には静子夫人と星野夫人がおられるだけなので、真っ直ぐに立っていてもお尻や太腿が露わな思いっきり大胆なバックスリットにしたのです。
座敷に戻ると食事の準備は出来ていて、お二人ともビールを飲みながらお待ちかねです。
「まあ、ドリー。あなたその格好が気に入ったみたいね」
私は頷くとくるりと回って後姿を晒します。
「素敵よ、ドリーさん。セクシーなお尻が覗いてるわ」
「さあ、私の隣に座って」
静子夫人が自分の左隣の座椅子を指差します。お客さんである星野夫人が床の間を背に、そして私と静子夫人は星野夫人と向かい合うように座っているのです。
「ドリーには座椅子は要らないわね、折角の素敵なドレスを隠してしまいますものね」
静子夫人に言われて私はもう一度立ち上がり、座椅子を除けて座布団だけにして正座すると、スリットが一段と拡がってお尻がかなり露わになります。
「この方がずっといいわ。お尻もちゃんと見えてるし」
私も静子夫人に褒めていただいてにっこり微笑みます。
「ではもう一度乾杯しましょう」
「乾杯」
「乾杯!」
激しい責め、しかも先ほどのように体力も消耗するハードな責めの後のビールは格別です。私はゴクンゴクンと一気にグラスの半分ほどを飲み干しました。
「さあ、戴きましょうか」
星野夫人が早速前菜に端を伸ばします。
今夜のメニューは豆腐を使った精進料理の懐石なのだそうです。星野夫人はメニューに詳しいらしく、色々と説明して下さるので美味しさが一層増すような気がします。
でもそれにしてもディナーにしては少しボリュームが少ないような、と思った瞬間私は「あっ」と声を上げてしまいました。懐石ですからお料理は次々に運ばれてくるのです。お部屋で食べるのだからと、ついうっかりホテルのルームサービスと混同して、もう誰も来ないと思ってこんなはしたない格好をしたのが悔やまれます。
そして案の定、「失礼します」と玄関側の襖がスーと開いて仲居さんが大きなお盆と共に入ってこられました。
まあ、どうしましょう。お尻を露わにしたままの恥ずかしい姿を見られてしまいます。思わず静子夫人の方を見ると、夫人はじっとしてなさいと目で合図されます。
仲居さんはまずお客さんである星野夫人の前に生湯葉を盛ったお皿とお醤油用の小皿を置かれ、そして座卓をぐるりと回って静子夫人の前に、そして夫人の左に座っている私の後ろまでやってくると、「まぁ」と小さく驚かれましたが、何事も無かったように私の前にも置かれました。
そして入り口付近に正座して生湯葉の説明をされてから、襖をスーと閉じて出て行かれました。
「ちょっとドッキリしたわね、ドリー」
「ええ、懐石ですものね。着替えてきましょうか?」
「いいえ、その必要はないわ」
自分で着付けしてしまったといえ、静子夫人の命に背くわけにはいきません。あと、幾品運ばれるかわかりませんが、その度にこの恥ずかしい後姿を晒さなければなりません。
せめてもの救いは食べている間は仲居さんに見られないことです。それでなければ食欲も失せてしまったことでしょう。生湯葉はとても美味しくて、しばらくは恥ずかしさも忘れて生湯葉を堪能しました。
そして一皿食べ終わる頃合を見計らって次々にお料理が運ばれてきて、その度に私はじっと俯いて恥ずかしさに耐えるのでした。
「失礼します」
この声は 仲居さんとは違いますが、どこか聞き覚えがあるなと思っていると、スーと襖が開いてデザートを載せたお盆を持って入ってきたのは若女将です。
ああ、若女将にこの恥ずかしい後姿を晒すなんて。
私は軽く会釈をして若女将が私の左斜め前に正座して丁寧な挨拶をするのを聞いています。そこからなら後姿は見られずに済みますが、挨拶が終わると当然のことながら若女将はまず星野夫人の方へ動いてデザートのお皿を配り、座卓をぐるりと回って静子夫人に、そして静子夫人の後ろを回って私の後ろへと来られます。
ああ、どうしましょう。
うろたえて静子夫人を見ると、そのままにしてなさいと目で命令され、私は大きく開いたスリットからお尻を晒したまま正座を続けます。
若女将がゴクンと唾を飲み込む音が聞こえます。でも若女将は何事もないように私の左側から腕を伸ばして私のデザートを配られたのです。
そして私の左後ろに正座されると、「ではごゆっくりどうぞ」ともう一度畳みに頭を着けんばかりに深々とお辞儀をされました。ああ、まともに恥ずかしい後姿を見られています。心臓がドキドキし、お尻が熱く火照ってきます。
静子夫人が若女将に応えるように左後ろを向かれます。静子夫人は行き届いたサービスのことやお料理のことを褒められ、名刺を渡してロサンゼルス付近へ来られることがあればぜひ声を掛けるようにと若女将に長々とお礼を言われ、その間ずっと私は若女将の視線をお尻に浴び続け、正座しているので アヌスが見えるはずはないのですが、若女将の視線がそこまで忍び込むような気がして、アヌスをジーンと痺れさすのでした。
やっと若女将は去り、私達はデザートのメロンを戴きましたが、心臓の動悸は収まったもののお尻の火照りは止まりません。それどころかアヌスの痺れは徐々にはっきりとした快感に変わってきたのです。
「ごちそうさま。美味しかったわね」
「ええ、本当に。ドリーも楽しんだわね」
「ええ」
私は既にアヌスをヒクヒクさせながら答えます。
「ドリーさん、もう我慢ができないみたいね。私もだけど。静子夫人、そろそろ続きをしても宜しいかしら?」
星野夫人が仰います。
「もちろんですわ、星野夫人。私も楽しみにしていたのですよ。ドリーもそうでしょ?」
「ああ、未だ続きがあるのですか」
星野夫人は私の横まで来ると左手を取って私を立ち上がらせ、私は再び鴨居の下へと連れて行かれます。
「もうあれは堪忍して下さい」
「心配しないで。もうアヌス吊りはしないから」
星野夫人はそう言いながら私の帯を解いてあっと言う間に両腕から浴衣を抜き去り、またしても両手首をロープで括り始めるのです。そして余ったロープを鴨居を通すように投げると反対側の端を引張り、私はまたも 爪先立ちとなって裸身を高々と吊られたのです。でも今度はロープの端はアヌスに挿入したフックではなくて手首で固定して下さいました。
一体どんな責めをされるつもりかしら?
「目隠しをしましょうね」
星野夫人がアイマスクを私に着けられ、何も見えなくなりました。
「ああ、怖いです」
星野夫人がかばんの中をゴソゴソと探す音がしますが何も仰いません。
「ああ、何をするのですか?星野夫人、何か仰って!」
しかし星野夫人も、静子夫人も黙ったままです。星野夫人が立ち上がって私の後ろへ回られたような気がします。
「ああ、どうするのですか?」
私は両脚、両太腿をピタリと閉じた爪先立ちで両腕を高々と吊られたまま、首を左右にゆっくりと振って少しの音も聞き逃すまいと星野夫人の気配を探すのです。
突然「ヒュッ」と音がしたと思ったら、「ピシャッ」という音と共にお尻の右側一面に激痛が走り、私は「ウゥッ」と呻いてしまいました。
「ああ、何をするのです」
まさか鞭打ち?
私は体をくねらせてもがきますが、お二人とも何も仰らないまま、またもや「ヒュッ、ピシャッ」と音がして今度は左のお尻に激痛が走ります。
ああ、鞭に違いありません。
「ァアア、鞭はイヤ」
私は爪先立ちの不安定な体をくねらせながら何とか鞭の責めから逃れようとします。
「ヒュッ、ピシャッ」
「やめてっ」
「ヒュッ、ピシャッ」
「嫌っ」
しかしいくら鞭から逃れようと体をくねらせても、両腕を鴨居から吊られた爪先立ちでは後ろから狙い澄まして打ち下ろされる鞭の攻撃をかわすことは出来るはずもなく、私の逃げ惑う姿は単に責め手を喜ばせるだけなのです。
「ヒュッ、ピシャッ」
「ヒィィィ」
「ヒュッ、ピシャッ」
「ィイイイ」
鞭は正確に私のお尻の右側と左側を交互に打ち分けます。 しかも時には時間を於いて、時には間髪をおかずに鞭が唸るので、私は身構えることさえできず、暗闇の中で怯えながら鞭が炸裂する度に裸身をくねらすしかないのです。
左右にそれぞれ十回程も鞭を受けると、もう私には体をくねらせる気力も体力も残っておらず、 できることと言えば鞭打たれる毎に太腿を締め付けて激痛に耐えることだけでした。
「ヒュッ、ピシャッ」
「ホォォォォ」
「ヒュッ、ピシャッ」
「ハァァァァ」
そして真っ暗闇の中で無意識の内に太腿と同時に骨盤底筋をも繰り返し締め付けていたのでしょう、お尻を鞭打たれるたびに骨盤の奥がジーンと痺れだし、さらに鞭が与える激痛までが甘い痛みへと変化してきたのです。
「ヒュッ、ピシャッ」
「ァアアアン」
そして次の一撃がお尻に炸裂すると同時に骨盤の奥がギューッと収縮し、ペニスの中を熱いものがドクンと流れて固く閉じ合わせた太腿の内側を濡らしてしまったのでした。
「ヒュッ、ピシャッ」
「ゥゥゥオオン」
まさか鞭で打たれてドライオーガズムに達するのかしら。
暗闇の中で そう思った時には既に私の体は絶頂に向かっていました。そして快楽のクライマックスを目指していた裸身をまたしても不意に鞭打たれた瞬間、私は「キィィィィィィィ」と叫びながら 太腿を、骨盤底筋を、そして高く吊られた全身をガクガクと痙攣させながらオーガズムに達したのです。
ああ、鴨居から吊られ鞭打たれてドライオーガズムに達するなんて。私は真っ暗闇の中で裸身を震わせながら快感に浸ります。
しかしオーガズムに達したからといって鞭打ちの責めが終わるわけではありませんでした。痙攣を続ける裸身はゆっくり休む事も許されず、震えるお尻には 再び鞭が炸裂するのです。しかも今度は右、左、左、右、左という具合にランダムに、そして私の予想を確実に裏切るような冷酷なタイミングで鞭が浴びせられ、その度に私は「クゥ」と呻いて裸身を震わせながら、さらなるオーガズムの高みに昇って行 ったのです。
絶頂に達するたびに肘が、腰が、そして膝が曲がろうとしますが、鴨居から吊られている裸身は一瞬ほんの少し捻れるだけで、時には爪先が床から浮いてしまうこともありますが、 体の重みのためにすぐに裸身は伸びきってしまい、私はオーガズムの高波に翻弄され続ける体を惜しげもなく晒して次の鞭を受けることしかできないのです。
「ヒュッ、ピシャッ」
「アゥ」
もう私は呻き声を漏らす事もできず、口を半開きにして涎を垂らし、真っ暗闇の中でクライマックスに達したままの体をブルッブルッと震わせるだけです。辛うじて爪先は床に届いていますが、既に体を支えるだけの力は残っておらず 、快感に打ちのめされた裸身は鴨居から吊られてゆらゆらと揺れています。そして緩く開いてしまった太腿の間からはペニスが力なく垂れ下がっているのでした。
「もうそれくらいに」
静子夫人が揺れる私の裸身を抱きかかえて下さいます。
「ああ、静子夫人」と私は喘ぎ声を漏らします。
「そうね、少し休憩しましょう。私も疲れたわ」
星野夫人はそう言うと、「フー」と大きく息を吐かれ、アイマスクを外して下さいました。
眩しい照明の光が目に飛び込んできて私は目を瞑って顔をしかめてしまいます。
「それにしても、お尻を鞭打たれるだけでイクなんて、ドリーさん、私は本当にあなたに夢中になってしまいましたわ」
「ああ、星野夫人、ハァー。私も鞭打ちが大好きになりました。フゥー。でもお尻は大丈夫でしょうか?みみず腫れになっていませんか?」
「それなら大丈夫よ。これは現代版の九尾鞭と言ってね、プレイ用に作られているので傷は付かないように出来てるの。赤くはなっているけどすぐに直るわ」
「ああ、それなら」
私も「フー」と大きく息を吐きましたが、未だ両腕は解かれる気配はありません。
その時です。
「失礼します」という声がして、玄関側の襖が開き、仲居さんと一緒に再び若女将が入って来られました。
「ああ」
私は爪先立ちで体を半回転させて後ろを向き、太腿でペニスを挟もうとしますが吊られて伸びきった体は言う事を聞かず、私はペニスを露わにしたまま太腿を閉じて 裸の後姿を晒しています。
「まあ」と若女将が驚いたような声を上げられました。
「驚かして御免なさいね。ちょっとお仕置きをしてただけなのよ」
星野夫人はそう言うとタオル掛けにかけてあった白い手拭いを取って私の腰に巻き、さらにペニスまで太腿の間に押し込んで下さったのです。
ああ、ありがとうございます、星野夫人。
「では片付けさせていただきます」
仲居さんはそう言うと若女将と一緒に食器を片付けはじめます。
「お布団は星野様の分も並べてお敷きしましょうか?」
若女将が尋ねます。
「お願いしますわ。いいでしょ星野夫人」
静子夫人の声です。今夜は三人一緒なのです。
「ではお言葉に甘えて。でもその前に若女将、ちょっとこちらへいらっしゃい」
「はい?」と応えて若女将が近づいて来られます。
「あなたも色々と修行されていると思うけど、こんな経験は中々できないと思うからぜひ見ていくといいわ。ドリーさんの正面へ来なさい」
ああ、そんな、星野夫人。若女将に正面から私の裸身を見せるつもりなのですか?
若女将はしばらく沈黙していましたが、「はい、星野様。いつも色々と教えていただいてありがとうございます」と言いながら、腰に手拭いを巻いただけで全裸を吊られている私の正面へ来られました 。
「失礼します、ドリー様」
若女将は一瞬私の裸身に目を向けましたが、その後は恥ずかしそうに俯いて私の腰を覆う白い手拭いをじっと見つめているのです。
見つめられてペニスが熱をもってきます。
ああ、駄目、駄目。ペニスは辛うじて太腿の間に挟まっているだけ。いま勃起させればすぐに飛び出して手拭いを持ち上げてしまいます。
私は高々と吊られた両腕の間から顔を覗かせて俯いている若女将を見つめながら体をくねらせます。
「若女将、どこを見ているの?手拭いの下に隠れているものが気になるのでしょ?」
星野夫人が私の背後から若女将に尋ねます。
「ああ、いいえ、星野様」
「じゃあ恥ずかしがらずに顔を上げてドリーさんの体をよく見てあげて。乳房はどう?」
「ああ、綺麗です、ドリー様の乳房」
ああ、見ないで。言わないで。ペニスが勃起してきます。
「見るだけじゃなくて触ってあげて」
「ええ、そんな」
「いいのよ、若女将。そうよね、ドリーさん」
「ああ、はいっ、どうぞ触ってください」
「では失礼します、ドリー様」
白く細長い指が乳房に近づいてきます。
「ああ」
そして熱い手が乳房に触れました。
「ホォ」
乳房が震え、乳首が固くなります。
「触ってるだけじゃなくて少しは揉んであげて」
「ああ、はい」
若女将の手が乳房を柔らかく掴み、骨盤の奥がギューッと収縮してペニスの中を熱いものが流れます。
「ウゥ」
「どう、ドリーさんの乳房は?」
「ああ、とても柔らかくて・・・」
「乳首にキッスもしてあげて」
「ああ、そんな」
「嫌なの」
「いえ、ああ」
若女将が腰をかがめて顔を近づけて来られると、若い女のとろけるような香りが立ち昇り、私は天を仰ぎます。
そして乳首に熱い唇が触れ、またしても骨盤の奥が収縮します。太腿の内側がはっきりと濡れたのがわかりました。
「良く出来たわ。そのまま唇を下へ動かすのよ」
若女将はもう何も言わずに星野夫人の命ずるままに私の鳩尾からお臍へ、そして腰骨よりもずっと下に巻かれている手拭いから露出している、本来なら恥毛が生えている下腹部へと唇を滑らせ、私は熱い息を吐きながら吊られた裸身をくねらせます。
「手拭いが邪魔だわね」
嫌々と首を振る私に合わせるように、いつのまにか立て膝をついている若女将も、下腹部に唇を触れさせたまま嫌々と首を振ります。
「じゃあ、手拭いの上からでいいわ。もっと下へ」
若女将は一瞬ためらった後、手拭いに唇を付け、薄い生地を通して若女将の熱い唇の感触が恥丘に伝わります。
「ホォ」
またしてもドクンドクンと熱いものがペニスを流れました。きっと太腿の内側は愛液でヌルヌルになっていることでしょう。
若女将の唇はさらに下へと動き、太腿の間から今にも頭をもたげそうなペニスの付根に熱い息がかかります。
吊られた裸身がピクンと反応し、若女将も一瞬動きを止めます。
「フゥ」
何とかペニスを飛び出させずに若女将の唇をやり過ごすことができました。
「次は太腿よ」
星野夫人の指示通り、殆ど付根から露出させている太腿に若女将の唇が触れます。
「ハァァ」
右の太腿を若女将の唇が滑り膝小僧まで達しました。
「次は左よ」
今度は左の太腿を唇が這います。
「ご苦労様。それで結構よ」
フーと息を吐いて若女将は私の太腿から唇を離し、正座して次の指示を待つのです。
「手拭いの下が気になるでしょ?」
「いえ、ああ」
「ドリーさん、手拭いを取って欲しいんじゃないの?」
「ああ、そんな」
私の心を見透かすような星野夫人の言葉に、私はペニスの勃起を押さえる事はできず、 右太腿を少し上げて何とかペニスが飛び出すのを防ぎますが、今まで両足の爪先で支えていた体重は左足の爪先だけでは支えきれず、ロープが手首に喰いこみます。
「ゥゥゥ」
星野夫人が私の正面に回ってこられました。
「ドリーさん、どうして右足を上げているの?」
「ああ、許して下さい」
「若女将、ドリーさんの秘密をご覧になりたいでしょ?」
「いえ、ああ、私は、そんな」
「ドリーさん、若女将に見てもらいたいでしょ?」
ああ、駄目です、それだけは嫌です。
私は吊られた両腕に挟まれた顔をイヤイヤと窮屈に振りながら否定しますが、心の奥底深くでは若女将に自分の秘密を晒したいという思いが沸々と湧き上がってきます。
ああ、見て欲しい。でもそんな恥ずかしいことは言えません。
しかしいくら頭で否定しても燃え盛る被虐の欲望には勝てず、とうとう私は呻くように口を開きました。
「み、み、見て欲しいです。て、手拭いを、と、取って下さい!」
そう言うなり 私は早くも裸身をブルッと震わせたのです。
「じゃあ、取ってあげるわ。若女将、そこで見てるのよ」
若女将の顔と私の局部は白い手拭いを一枚間に挟んだだけで、ほんの10センチ程の距離で向かい合っているのです。
「ああ、星野様、少し近すぎませんか?」
「いいのよ、近くでじっくりと観察しなさい」
星野夫人が手拭いに指を掛けて結び目を解きます。
「 ああ、嫌、止めて!」
私は爪先立ちで吊られた裸身をくねらせます。
「止めるの?」
「いえ、ああ、取って、取って下さい!」
言いながら裸身が震えるのは止められません。
そして、 サッと手拭いが取り去られると、私はまたも体をブルッと震わせたのです。
「ああ」
私はもはや若女将を見つめる事はできず天井を仰ぎます。ペニスは何とか固く閉じた太腿の間に収まっています。
「どう、ドリーさんの秘密は分かった?」
「ああ、いえ、でも、お美しいですわ」
若女将が喘ぎ、吐く息が恥丘を撫でます。
ああ、もう少し離れて。
「ドリーさん、若女将が見えないって仰ってるわよ」
「ああ、そんな」
「見せてあげないの」
「許して・・・」
手拭いを取るところまでは言えましたが、自分から太腿を開くことはやはりできません。
私は吊られた全裸をくねらせながら、「許して、許して」と喘ぎ続けるのです。
若女将もさすがに正視はできないのでしょう。上気させた美しい顔を右に左にと揺らしながら、それでも恥丘からは目が離せないようで、半ば開いた口から熱い息を吐きながら視線を 何度も何度も恥丘に投げかけてこられるのです。
「分かったわ。じゃあ、私にも考えがあるわ」